台風21号説明会

10月22日から23日にかけて市内に大きな被害をもたらした台風21号に関する、ふじみ野市議会全員協議会が11月6日に開催されました。

市からの報告をもとにまとめてみたいと思います。
なお、各数字は10月31日現在のものであり、今後、変更される可能性があります。

まず、市内の降雨状況ですが、22日は148mm/日、23日は138mm/日と相当の雨量があったことが分かります。特に23日は、深夜0時から6時までの間の雨量であり、床上浸水の被害もこの時間帯に多く発生したようです。

これに対し、市では21日8:30に警戒体制から緊急応援体制に切り替え、職員を待機させました。そして、台風の接近に伴い、22日には、非常体制へと切り替え、災害対策本部が設置されました。
あわせて、22日18:30に、元福岡地区に避難準備・高齢者等避難開始情報の発令を決定。防災行政無線やメール、テレビなどの媒体を用いた発令がなされるとともに上福岡公民館に避難所を開設しました。

被害状況ですが、幸いにも人的被害はなかったものの、床上浸水は196戸、床下浸水は89戸、合計285戸もの家屋に被害が出るという過去にない災害となってしまいました。また、公共施設も葦原中学校が床上浸水、元福小学校が床下浸水しています。

11月6日の19時からは葦原中学校でも住民説明会が行われました。
これは、あくまで目視で推測でしかありませんが、200名を超える方々が来場していたのではないでしょうか。2時間の予定を超え、原因究明や再発防止に関する質疑応答が相次ぎました。

原因究明については、今後、川越市が主体となり検証委員会が設置されるとのことですが、被害拡大の原因の一つに川越江川から新河岸川につながる樋門を挙げる声がありました。あくまで推測であり、今後の調査を待たねばなりませんが、新河岸川の水位が上がると、新河岸川から川越江川へと水が逆流しないように樋門が閉じられる仕組みになっているとのことです。
この時刻が午前1時16分とのことで、床上浸水が発生し始めた時刻に重なることから、これが原因の一つとする指摘がありました。もちろん、開放したままならばどうであったかも検証せねばならず、これも検証委員会の調査に委ねたいと思います。

いずれにせよ、ここまでの被害は過去に起きたことがなく、また、効果が期待された貯留ピット3基も浸水被害を止めることができなかった以上、再び同様の被害が起きないとは誰も否定できないでしょう。
一刻も早く原因を究明していただき、浸水被害の低減へとつなげていただくよう願います。

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